地域人口が減少し、密度が低くなり、縮小し続ける中、多くの地域では、人口増加、高密度、成長の時代に構築され最適化された地域構造とシステムが依然として運用されています。 しかし、さまざまな工夫や努力でそれを最大限に活用しようとしていますが、当然限界があります。
 地方創生システムデザイン研究室では、人口減少・低密・縮退の状況に適応した地域の構造や制度について研究を行っています。
 具体的には、少人数・低密度・人口減少地域における人口維持、ライフライン・インフラ整備、産業振興、地域人材育成、地域マネジメント等の分野において、
・持続可能性を高めるための地域の構造、制度、仕組みはどのようなものか?
・持続可能性を高めるために、地域の構造、制度、仕組みをどのように社会に導入していくのか?
についての研究を行っています。


  • ふるさと納税を活用した寄付講座です。
  • 人口減少下の地域における地域計画学、地域システム学、地域経営学及び地域調査法について研究します。さらにフィールドワークを中心とした社会調査を行い、卓越した専門知識と地域の課題解決に向けた人材の育成を行います。
  • 北海道や道内各自治体と連携をとり、人口減少下の地域課題解決に向けた施策について実証的な研究を行い、人口減少下の地域の在り方を提示し、地域の社会構造転換の実現、地域の持続性を高めることを目指します。

 

■開講予定の講義は下記のとおりです。

<令和6年度>

  • 地域創生学総論
  • 地域創生人材育成講座(社会人講座)

<令和7年度>

  • 地域計画学
  • 地域システム学

<令和8年度>

  • 地域調査法
  • 地域調査演習(フィールドワーク)



 令和5年にオンラインで実施された地域創生研究会の活動をベースに、その研究成果を一層深め、地域の持続性を高める新しい地域のシステムとデザインの研究と社会実装を目的として、ふるさと納税による寄付を募り、設立されました。


住所

〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目