協同組合学研究室
研究内容
主な研究テーマ
- 協同組合の組織・事業・経営の特質に関する国際比較
- 日本の農協連合会の再編成に関する研究
- 新たな協同組織の可能性に関する研究
研究室の特徴
- 1958年の農業経済学科第4講座(協同組合論)として設置される。日本で唯一協同組合に特化して学ぶことが出来る研究室である。
- おもな研究内容としては、日本における協同組合として農協や生協についての研究、さらには東アジアの農村における協同組合に関する研究を、フィールドワークによる実証研究を中心に実施している。
- 研究室としては、毎年数回の実態調査(北海道や東アジア)を実施している。研究室には、留学生や社会人ドクターも多数在籍している。
業績
論文
- 朴紅・坂下明彦「大規模稲作地帯の形成と精米企業展開の特質 : 中国黒龍江省八五四農場を対象に」”Formation of Large-Scale Rice Cultivation Areas and Characteristics of Rice-Milling Companies : A Case Study of State Farm 854 in Heilongjiang Province, China”、北海道大学農經論叢、2013年 4月 1日
- 朴紅・坂下明彦・姚富坤「蘇南地域における農村企業の展開と出稼ぎ労働者 : 江村の追跡調査(7)」”Development of rural enterprises and migrant workers in south Jiangsu Province -Jiang village follow-up study (7)-“、北海道大学農經論叢、2012年 3月31
- 朴紅・坂下明彦・姚富坤「蘇南地域における農村工業の転換と雇用吸収力 : 江村の追跡調査(6)」”Transformation of rural industry and the employment absorption capacity of south Jiangsu province -Jiang village follow-up study (6)-“、北海道大学農經論叢、2012年 3月31日
- 坂下明彦・朴紅・申錬鐵・禹暎均「プルム学校を基点とした有機農業の展開と農村協同組合 : 韓国忠清南道洪城郡の事例」”Development of Organic Agricultural and Farmer Cooperatives based on Pulmoo School : Case Study of Chung Cheong Nam-Do of Hong Sung-Gun, South Korea”北海道大学農経論叢、2011年 3月31日
- 加藤肇子・小林国之「北海道の農村における着地型観光の可能性 : 「麦チェン・ツーリズム」を事例として」”Community-Based Tourism to Rural Areas in Hokkaido : A Case Study of Mugichen Tourism”、北海道大学農經論叢、2013年 4月 1日
- 河田大輔・小林国之「広域農協における “出向く営農指導体制” 構築の意義 : きたみらい農協を事例として」”The new system of agricultural advisory service for Large-Scale JA’s : With a reference of the case study of JA KITAMIRAI”、北海道大学農經論叢 = The Nōkei Ronsō : The Review of Agricultural Economics, Hokkaido University、2010年 3月31日
- その他多数
著書
- 坂下明彦・李炳旿『日韓地域農業論への接近』筑波書房、2013年7月 北海道
- 朴紅「三江平原の水田開発と大手米穀流通企業による全国販売網の形成」青柳斉 『中国コメ産業の構造と変化-ジャポニカ米市場の拡大』昭和堂、2012年10月
- 小林国之「馬鈴しょ王国への道」北海道地域農業研究所『新北海道農業発達史』 北海道協同組合通信社、2013年
メンバー紹介
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教授板橋 衛Itabashi Mamoru
学位 博士(農学) 専門 協同組合学 農学部担当 農業経済学科 | 協同組合学 農学院担当 農学専攻 | 生産フロンティアコース | 農業経済学ユニット 研究テーマ 地域農業における協同組合の機能に関する研究
OB・OGの進路
主な就職先について
農業協同組合、農林水産省、農林中央金庫、地方自治体など