シーズの概要

精密な畑作農業を支えるため、無資材の暗渠排水を構築する穿孔暗渠機「カットドレーン」とその小型機「カットドレーンmini」、収穫残渣を活用する有材補助暗渠機「カットソイラー」、深い溝掘りユニット「カットサーフ」は、いずれも１名のオペレーターによるトラクタ作業だけで対応できる新たな排水改良技術ラインナップである。さらなる施工技術の開発を進めている。

アピールポイント

輪作体系の特徴を生かし、さらなる畑作の高収化を支援する営農用トラクタで対応できる抜本的な営農排水改良技術のラインナップである。トラクタの自動走行や併走作業にも相性が良い施工機である。

関連する論文等

• 北川 巌(2012)：畑土壌に対する排水改良技術の動向, 土壌の物理性120, 15-20.
• 奥田幸夫, 後藤幸輝, 北川巌(2015):日本の技術・知識・経験を世界の現場に生かす, ウズベキスタンにおける
  穿 孔暗渠を活用した除塩の試行, 農業農村工学会誌 83(7), 541-544.