寒地大規模畑作研究ネットワーク

概要

研究機関、企業、農業経営体等が一体となり、収益性の高い畑作農業を目指して先端技術の開発、現場実証を行う新しい仕組みです。


近年、農業の担い手不足や高齢化を背景として、北海道や東北地域では農地集積による急速な経営の大規模化が進展しつつあります。こうしたなかで、収益性の高い畑作農業をどのように維持するか、あるいは実現するかが喫緊の課題となっています。

それらの解決に向けて、研究機関、企業、行政、農業団体、農業経営体等、さまざまな関係者からなる「寒地大規模畑作研究ネットワーク」が誕生しました。北海道大学大学院農学研究院が代表機関となり、農林水産省の平成28年度補正事業戦略的技術開発体制形成事業(うち研究ネットワーク形成事業)に採択されたものです。
この研究ネットワークの形成により、情報や人材等の研究資源の集中、効果的・効率的な運用、技術力強化を実現し、北海道と東北地域の大規模畑作のさまざまな課題解決を目指します。