農林環境情報学研究室 生態系情報学グループ

自然生態系との調和を目指して

生態系の劣化や自然環境の悪化は、地域から地球にいたる様々なスケールで大きな問題となっています。森林や湿原などの自然生態系は、大気環境や水文環境の影響を強く受けるとともに、大気環境の調節(CO2吸収など)や気候緩和、環境浄化などの環境保全機能を有しています。そのため、開発などにともなって自然生態系が劣化すると、環境保全機能が低下し、地域環境および地球環境が悪化することが予測されます。
私たち生態系情報学グループでは、主にフィールド調査により、森林、湿原、湖沼、河川などの自然生態系の環境保全機能に関する研究を行っています。また、生態系と自然環境の保全を目的に、開発事業や森林伐採、火災、自然災害、気候変動などにともなう人為・自然撹乱の生態系への影響評価を行っています。さらに、自然生態系と人間活動との調和を目指して、生態系機能の有効利用に関する研究も進めています。具体的には、以下のような研究を行っています。詳しくは研究テーマを御覧ください。     

  • 陸域生態系における炭素循環のモニタリング(CO2フラックス観測・地下水炭素フラックス)
  • 人為的撹乱および気候変動が陸域生態系の環境保全機能に与える影響の評価  
  • 湿地(河川・湖沼・湿原)生態系に関するフィールドサイエンス
  • 地理情報システム (GIS)や数値シミュレーションを用いた地域生態系の機能評価・保全・再生